僕がレガシーを始めた時の話(僕M番外編)
今純粋な気持ちでレガシーを始めた時の話を書いたらウケるんじゃないかなと邪な気持ちで書きました。
最後まで読んでやってください。
10年位ぶりにMTGを再開したYu-ki。(本編参照)
最初はスタンダードで赤単ゴブリンデッキを使用し、スタン落ち後もヘルライダーという相棒を手に入れ赤単道を突き進む。
もちろん理由はお金が無いからなのだが、ライフ詰めていくのが得意で、ヘルライダーを手に入れてからはメキメキと勝率を上げていった。
それ以降も赤をベースとしたデッキでスタンダードを続けていたが、
ある日、
Yu-kiは出会ってしまった。
強力な呪文と最小限のクリーチャー。相手の行動をいなしながら華麗に戦う、
レガシー
少し前までフォーマットすら知らなかったYu-kiであったが、この世界に触れてみたいと強く感じた。
マジックを再開して1年、レガシーへの憧れは歯止めが効かず、あっと言う間に、調べた中では1番安いレガシーのデッキ、赤単バーンを組み上げた。
当時1枚1500円だったChain Lightningを震えながら4枚買った記憶がある。
(なお、プレイヤー報奨のLightning Boltを800円で揃えたのは勝ち組)
なんとかググッたレシピとほぼ同じリストを組み上げ、学内のサークル主催のレガシー大会に出る。
ついにレガシーの世界を体感することができる……
俺にはあの青いカード達は使えないけどこの最強の火力たちとあの世界を体感するんだ……!
そして初めてのレガシーの大会の結果は1-3。
予想通り最後の渾身の火炎破をWillで消されたり相殺でハメられたりバターでボコボコにされたり。
初めて参加したサークルの大会で初めてのレガシー。最初は魑魅魍魎が跋扈する世界でミスでもしたら〇されるんじゃないか位の恐怖もあった。
しかし、対戦相手は皆優しく、知らない効果のカードも丁寧に説明してくれた。
そして、
3回戦目で当たった方から初めてですよね?と聞かれたので、レガシー初心者であることを伝えると
「レガシーへようこそ」
と言ってもらえた。
レガシーといえば青いカウンターや理不尽なコンボが飛び交う世界。安い赤単で外野が乗り込んできて迷惑に思われないだろうかと言う気持ちもあった。
しかし、この言葉を聞いて胸が熱くなったのを憶えている。
1度目のPWの灯が灯ったのは初めて出たFNMであったが、レガシープレイヤーとしての灯が灯ったのは間違いなくこの時であった。
その後、スタンのトリコフラッシュへの憧れを持ったまま就職記念にWillを買い、修了記念にVolcanic Islandを買い、就職したら住民税が引かれ始める前にあっと言う間にURデルバーを組み上げ、すぐにトリコデルバーに。
まぁその後は紆余曲折を経てURデルバーに戻ってくるのだが、それはまた別のお話。